【心に残る師匠の言葉】

2007年9月11日 (火)

心に残る師匠の言葉 ⑴

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心に残る師匠の言葉
Norihiko Watanabe

師匠がレッスンで私たち弟子に話してくださった数々の言葉をここにご紹介いたします。
(H野氏、資料ご提供ありがとうございました)Norihiko Watanabe
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■1  音にもいろいろありますね。 良い音、豊かな音、明るい音、 一体どの位ありますか。 そういうことも大事ですよ.

■2  はっきり言わないと人には伝わりません。解る様に言わないと人には伝わりませんよ。ごちゃごちゃ言っても人は解りませんよ。

■3  曲を練習していて、孤独ですか。作曲者がいますよ。そして、聴衆がいますよ。

■4  自分の音をよく聞いてください。心の耳を開いて、もっと大きく開いて。

■5  竹のしなるような演奏が僕は好きですね。

■6  先入観とは、怖いですね。このビンの中身は何でしょう。誰も開けなくては判らないでしょう。ラベルとは何でしょう。先入観で見すぎると、本当が解からなくなりますよ。音に、責任を持ってください。解かって音を出してください。

■7  人は、人の経験を共有できるから良いのです。全てを初めから成す訳ではないのですから。知ることは大事ですが、頭でっかちに成らないように。体験していない事と、知っている事は別の事です。

Dscf0026 ■8  音楽の根は、感受性です。歌うように、のびやかに、おおらかに演奏してください。そして、心を尽くして下さい。

■9  もし、全部が大きい音であれば、全部が小さい音と同じようですよね。ディナミークが大事です。表現すること、
ニュアンスが大事です。モザイクの様でもありますね。

■10 感じている事、言いたい事を言葉に直すのは難しいですね。そういうことも、きっと大事なのでしょうね。
ボキャブラリーの不足ですね。音に気持ちを乗せてください。何か言いたいことがあるでしょう。何かを感じませんか。心の中に泉がありませんか。湧き上がるものがありませんか。

■11 音楽とは何でしょうね。音楽とは魔物ですね。捕まえたかと思えば、またするりと抜ける。そういうものでしょう。

■12 演奏は、遠くから見た木のようです。葉は落ちます。形があるようでないのです。大切なのは、幹、枝、が形を作っていることです。そして、根より良いものを吸い上げてください。根がしっかりしていないと木は倒れてしまいますよ。

Dscf0004 ■13 お話しする様に演奏してください。説得力は大事です。

■14 総合力が大事です。音楽は総合力ですよ。

■15 記憶力、理解力、瞬発力も大事です。

■16 解らない所は、解らないままでよいこともありますよ。ある時、ハッと気付いて突然上手くなることもあるかもしれませんよ。

■17 不断の努力が大切です。いつでもギターのことを音楽のことを思っていて下さい。「一念岩をも通す」ですよ。

■18 両極を考えることは大事です。大小、強弱、柔剛、明暗、重軽等など。

■19 練習ばかりしていてもダメですね。たまには気分転換も。楽しく興味を持って練習してください。

■20 練習で出来ないのに本番で出来ると言うことはないでしょう。でも、本番では、練習以上の力を出し切ってください。開き直ることも大事ですよ。

■21 作曲した人の意図を感じとってください。そのように曲は出来ているのですから。何の意図も持たないで曲を弾いてみてください。きっと何かを感じますよ。

Dscf0012 ■22 場面転換が大事です。「山あり谷あり」ですよ。絵に例える人もいるそうですよ。

■23 こだわることも大事ですが、パッと放すことも大事ですよ。

■24 僕は何も「ミスするな」とは言っていません。人間誰しもミスはあるでしょう。二つ・・・・、いえ三つくらいは。「仏の顔も三度まで」と言いますから。

■25 「人の振り見て我が振りなおせ」とも言うでしょう。自分だけは、解らないことも多いのです。

■26 自然を見て気が付くことが沢山ありませんか。学ぶことがありませんか。